はじめに
どうも「かぶこ」です(*・ω・)ノ
我が家はインカム(配当)もキャピタル(株価上昇)も狙っていく欲張りコンセプトの投資スタイルを記録しています。
週末の週間株式成績記事の前に、今週新しく我が家のポートフォリオに仲間入りした銘柄の購入報告です!
今回お迎えしたのは……
東証プライム上場のリガク・ホールディングス(268A)!
2026年8月20日、1,771円で400株を購入しました。
投資額は、
1,771円 × 400株 = 708,400円
です(∩´∀`)∩
今回の購入で注目したのは、
「半導体X線メトロロジーで世界首位級のポジションを持つ企業が、大幅な株価調整を経て1,700円台まで下落している」
という点です。
ただし、単純に「ファンドが売っているから安くなった」と考えているわけではありません。
2026年8月7日に発表された上期決算では大幅な減益となっており、株価下落には業績面の懸念もあります。
一方で、半導体プロセス・コントロール機器事業は増収を確保しており、会社は2026年12月期の通期予想を据え置いています。
今回は、こうしたプラス材料とマイナス材料の両方を踏まえたうえで、なぜこのタイミングでリガクを購入したのかをまとめていきます。
◆各銘柄のチャートはTradingViewを使用しています。
◆銘柄分析にはAIも活用していますが、最終的な投資判断は決算資料・IR資料などの一次情報を確認したうえで行っています。
銘柄紹介
リガク・ホールディングス(268A)は、X線分析・計測機器を手掛けるメーカーです。
同社の大きな特徴が、半導体製造工程で使用されるX線メトロロジー(計測)分野です。
リガクの会社資料によると、半導体X線メトロロジー市場では世界首位で、2024年時点の市場シェアは30%とされています。さらに、世界の半導体設備投資上位10社すべてと取引関係を持つことも強みとして挙げています。
また、同社はX線技術をベースに、先端ロジック・メモリ・先端パッケージングなどの半導体分野へ事業領域を広げています。
2026年4月には、半導体計測・検査大手のOnto Innovationとの資本業務提携も発表。
リガクのX線技術とOnto Innovationの光学計測・解析ソフトウェアを組み合わせ、次世代半導体向けのハイブリッド計測ソリューションを強化する方針を示しています。
単なる「AI・半導体テーマ株」というより、実際に半導体製造工程で使われる計測技術を持っていることが、今回注目したポイントです。
売買情報

| 項目 | 内容・数値 |
|---|
| 銘柄名(コード) | リガク・ホールディングス(268A) |
| 市場 | 東証プライム |
| 購入日 | 2026年8月20日 |
| 約定単価 / 数量 | 1,771円 / 400株 |
| 取得総額 | 708,400円 |
| 今回の目標株価 | 3,200円 |
| 3,200円到達時の上昇率 | 約+80.7% |
| 3,400円到達時の上昇率 | 約+92.0% |
| 年間配当予想 | 19円/株 |
| 投資スタンス | 半導体成長+株価上昇狙い |
※年間配当予想19円は2026年12月期会社予想。購入価格1,771円に対する予想配当利回りは約1.1%で、今回は配当よりもキャピタルゲインを重視した投資です。
「株価は3,400円から1,700円台まで調整」
リガクHDの株価は2026年に入って大きく上昇し、6月3日には3,400円の年初来高値を付けました。
ところが、その後は大幅な調整に入り、8月20日の終値は1,769円。
今回の購入価格1,771円は、6月3日の高値3,400円から計算すると、約47.9%下落した水準です。
ただし、ここで注意したいのが、
「株価が半値近くになった=企業価値も半分になった」
とは限らないことです。
今回の株価下落には、大株主による株式売出しなどの需給要因に加えて、2026年上期の減益や半導体関連株全体の値動きなど、複数の要因が絡んでいます。
購入理由
なぜ1,771円で購入したのか?
今回の購入理由は大きく4つです。
1.大幅な株価調整でエントリーしやすくなった
まず単純に、株価水準です。
2026年6月には3,400円まで上昇したリガクHDですが、8月20日には1,769円まで下落。
高値から約48%の調整となっています。
もちろん、
「高値から半分になったから割安」
という考え方だけでは危険です。
株価が下落した理由を確認する必要があります。
そこで今回、特に重視したのが「業績」と「半導体事業の成長性」です。
2.上期決算は厳しいが、半導体事業は伸びている
ここは今回の投資で最も重要なポイントです。
リガクHDが8月7日に発表した2026年12月期第2四半期決算では、上期の売上収益は395.65億円で前年同期比2.9%減。
営業利益は25.79億円で前年同期比54.9%減、中間利益は16.28億円で56.9%減となりました。
つまり、
「業績絶好調だから買った」
という銘柄ではありません。
むしろ、足元の利益はかなり弱いです。
一方で、事業別に見ると景色が変わります。
半導体プロセス・コントロール機器事業は前年同期比18.2%増収。
メモリ・ロジック需要を背景に、半導体関連事業は伸びています。
さらに会社は、2026年12月期について、
- 売上収益:1,010億円
- 営業利益:194億円
- 税引前利益:184億円
- 当期利益:125億円
という通期予想を据え置いています。
つまり今回の投資は、
「上期の減益を無視して買った」のではなく、半導体事業の成長継続と下期の業績回復を見込んだ逆張り
という位置付けです。
ここは自分自身でもしっかり認識しておきたいところです。
3.半導体X線メトロロジーで世界首位
リガクの最大の魅力は、やはり技術力です。
会社資料では、半導体X線メトロロジー市場で世界首位、2023年時点で30%の市場シェアを有するとされています。
さらに2026年4月には、Onto Innovationとの資本業務提携を発表。
Onto InnovationがAtom Investmentからリガク株6,112万3,436株、議決権比率27%を取得することで、両社の戦略的な関係を強化しました。
両社は、リガクのX線技術とOnto Innovationの光学計測・解析ソフトウェアを組み合わせ、次世代半導体向けのハイブリッド計測を強化。
リガクはこの協業によって、2030年までに少なくとも3億ドル規模の新たな市場機会を創出することを目指しています。
このあたりは、単なる「AI関連だから期待」という話ではなく、実際の製造工程で必要とされる計測技術を持っている点を評価しています。
4.財務基盤にも一定の安心感
財務面も確認しておきます。
2025年12月期末時点で、リガクHDの親会社所有者帰属持分比率は47.7%。
また、2025年12月期の営業活動によるキャッシュ・フローは約93.9億円でした。
「無借金の超優良財務」とまでは言えませんが、一定の自己資本を確保しながら、研究開発や設備投資を続けている企業です。
今回の購入では、この財務基盤も長期保有を検討できる材料の一つとしました。
「ファンドの売り圧力について」
今回のリガクHDを語るうえで、大株主だったAtom Investmentの動きは外せません。
ただし、ここは少し正確に整理しておきたいところです。
2026年6月には、Atom Investmentを売出人とする大規模な株式売出しが実施されました。
売出株数は最終的に約2,958万株で、売出価格は2,738円でした。
これは需給面では無視できないイベントです。
一方、8月10日に実施された約6,112万株の取引については、単純な「市場でのファンド売却」ではありません。
Atom Investmentが保有していたリガク株6,112万3,436株を、米国の半導体計測会社Onto Innovationが取得したものです。
これによりOnto Innovationが27%を保有する筆頭株主となり、Atomの保有比率は0.29%まで低下しました。
つまり、
「ファンドが市場で大量に売り続けている」
というより、
「大株主の持分整理と、戦略的な事業会社への株主交代が進んだ」
と捉えるほうが事実に近いでしょう。
この点は、今回の記事ではあえて正確に書いておきたいと思います。
投資妙味とリスク
1 投資妙味
今回の投資で期待しているのは、主に以下の3点です。
① 半導体X線メトロロジー世界首位というポジション
ニッチな市場ながら、半導体製造における計測・検査需要を取り込める点。
② 半導体プロセス・コントロール機器事業の成長
2026年上期でも同事業は前年同期比18.2%増収となっており、グループ全体の減益とは対照的に成長が続いています。
③ 1,771円という株価水準
もちろん「安い」と断定することはできません。
8月21日終値は1,701円で、購入翌日にはさらに下落しています。
それでも、6月の3,400円から大きく調整した現在の株価には、リスクを取って中長期の成長を狙う余地があると判断しました。
2 想定リスク
① 上期の大幅減益
これは最大のリスクです。
上期営業利益は前年同期比54.9%減。
通期では増収増益計画を維持していますが、下期にどこまで回復できるのかは今後の重要なチェックポイントです。
② 半導体投資サイクル
リガクは半導体関連事業の比重を高めているため、半導体設備投資の減速が起きれば、業績・株価の両方に影響する可能性があります。
AI・データセンター向け投資が中長期の追い風になる一方、半導体業界は設備投資の波も大きいため、ここは注意しておきたいところです。
③ 株価がさらに下落する可能性
今回1,771円で購入しましたが、
「高値から半分近く下がったから、もう下がらない」
という保証は当然ありません。
業績の回復が遅れれば、PERなどのバリュエーション面からさらに株価が調整する可能性もあります。
実際、8月21日の終値は1,701円となり、購入価格からは約3.9%下落しています。
この程度の値動きは想定内として、短期的な株価ではなく、今後の業績と半導体事業の成長を確認していく方針です。
目標株価は3,200円!
今回、我が家が設定した目標株価は、
3,200円
です。
1,771円から3,200円まで上昇した場合、
約+80.7%
の上昇となります。
さらに、2026年6月につけた3,400円まで戻れば、
約+92.0%
です。
ただし、3,200円や3,400円まで戻ることを当然の前提にはしていません。
上期決算が減益となっている以上、今後の業績回復が伴うことが大前提。
特に今後は、
- 半導体プロセス・コントロール機器の売上成長
- 受注の推移
- 下期の利益回復
- 通期業績予想の達成確度
- Onto Innovationとの協業進展
このあたりを継続的にチェックしていきたいと思います。
所感(まとめ)
普段は週間株式成績と月間配当報告をメインとして書いていますので、よろしければそちらもどうぞ。
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それでは投資の最終的な判断は個々人で、実りある株式ライフをお送りください(。・ω・)ノ゙
ご覧いただきありがとうございました!

今回のリガクHD購入をまとめると……
① 半導体X線メトロロジー市場で世界首位の技術力
② 2026年上期は大幅減益だが、半導体プロセス・コントロール機器事業は18.2%増収
③ 6月の3,400円から1,700円台まで大幅調整
④ 大株主Atom Investmentの持分整理が進み、Onto Innovationが27%を保有する戦略的パートナーに
⑤ 1,771円で400株、約70.8万円を投資
という形です。
今回の購入は、
「業績絶好調だから買う」
というより、
「足元の減益を織り込んで大きく調整した株価で、半導体計測事業の中長期成長に賭ける」
という投資です。
もちろん、ここからさらに下がる可能性も十分あります。
それでも、半導体X線メトロロジー世界首位という強みと、AI・先端半導体・先端パッケージングという中長期テーマを考えれば、我が家としては面白い投資機会だと判断しました。
まずは3,200円を一つの目標として、業績の回復を確認しながらじっくり保有していきたいと思います!